2007年07月16日

憲法九条のゆくえ(長文)

さて、選挙である。僕も在外選挙権というものをせっかくもらったので、ぜひ投票に行きたいと思っている。

選挙は権利として国民に与えられているものだが、義務としてとらえるべきだろう。それは、教育を受ける権利として皆が「義務教育」と称して中学まで大体の国民は行くのと同じであって、「選挙の義務」と称して国民皆が行かなければならないものであると思う。現在の状況にブツクサ言う前に、選挙に行くべきなのである。

と、偉そうな文で始まったけども、実のところ政治ってよくわからない。(爆)

USに来てから、朝にニュース番組見なくなったら、ますますもって、今の日本の政局がわからない。かといって、毎日、政治ニュースをWebで確認するほど、マメではないし、こと「投票に行くのだ!」という信念以外には、あまり政治にも関心がない。まさに本末転倒というもので、大変恥ずかしい。

でも、そうとはいえ、投票の前には、必ず何か調べて、どの政党がいいかなぁくらいは、考えていくようにしている。税金上がるのかなぁ。年金どうなるのかなぁ。社会人ともなれば、年貢の取立てが一番気になるってもの。そんな基準でもいい、自分で考えて投票することに、意義があると信じてる。

がしかし! そろそろやばいんではないだろうか。本当に。
本当に我々は、考えなければならない時が来ているんではないだろうか。

私の専らの関心は、「憲法九条」。
もう、いつぞやの学校に行ってからは、これについては、結構敏感になった。

他の政治の事はわからない。
でも、憲法九条だけ、これだけに絞って投票に向かうだけの価値はあると思う。
私は、この事項だけは、税金なんかより、年金なんかより、他のどんなものより、一番大事な問題だと思う。

そこで、ここにざっと調べた各政党(自民、民主、公明、共産、社民)の憲法九条についての今の政策を簡単に引用してみた。これをもって、各政党の九条対する態度が分かる。


共産党
現在(2007.7.15) 共産党Webサイト の第一項目
「9条守る」
http://www.jcp.or.jp/

自民党
2007年 政策パンフレット 「新憲法制定の推進」
新しい憲法をつくる。「成長力」みなぎる日本をつくる。自民党が議論を主導し、国民総意の憲法改正論議を尽くす。そして生まれ変わった新しい日本を、世界に発信する。改革を貫き、美しい国へ。

2004年 自民党 憲法改正案 中間報告
「私たちの目指す9条の改正は、まず自衛隊を軍隊として位置付けることです」
http://www.jimin.jp/jimin/jimin/2004_seisaku/kenpou/contents/02.html

民主党
2007年 マニュフェスト (最後に小さく)
「民主党は2005年秋にまとめた「憲法提言」をもとに、今後も国民の皆さんと自由闊達な憲法論議を各地で行い、国民の多くの皆さんが改正を求め、しかも国会内の広範かつ円満な合意形成ができる事項があるかどうか、慎重かつ積極的に検討していきます。」
http://www.dpj.or.jp/special/manifesto2007/pdf/manifesto_2007.pdf

2005年 民主党 憲法提言
憲法九条問題について次の「四原則・二条件」を提示する。

(1)わが国の安全保障活動に関する四原則
@戦後日本が培ってきた平和主義の考えに徹する
A国連憲章上の「制約された自衛権」について明確にする
B国連の集団安全保障活動を明確に位置づける
C「民主的統制」 (シビリアン・コントロール)の考えを明確にする

(2)わが国において安全保障に係る原則を生かすための二つの条件
@武力の行使については最大限抑制的であること
A憲法附属法として「安全保障基本法(仮称)」を定めること

http://www.dpj.or.jp/faxnews/pdf/20051031181802.pdf

2004年 民主党 憲法改正案 中間報告
http://www.dpj.or.jp/seisaku/sogo/BOX_SG0058.html
「日本国憲法又は9条の「平和主義」を国民及び海外に表明するものとして今後も引き継ぐべきである。」


公明党
2007年 マニュフェストには、憲法9条に関する言及は無し
http://www.komei.or.jp/election/sangiin07/policy/jutenkouyaku2007.pdf

社民党
2007年 公約
「日本国憲法は、政府の行為による戦争の惨禍を深く反省した「不戦の誓い」です。憲法前文や第9条の理念に沿って、戦争を放棄し、非軍事の世界を目指します。9条改憲を絶対に許しません。」
http://www5.sdp.or.jp/central/seisaku/manifesto07s.html



僕の意見は昔も今も、「憲法九条改悪に反対」だ。
だから、その観点から、各政党の政策を少し吟味してみた。

まず、自民党。今年掲げている政策の方針としては、しっかり「新憲法制定の推進 」をうたっている。今の憲法改正案は、ちょっとまだわからない。ただ、2004年の中間報告の時点では、「私たちの目指す9条の改正は、まず自衛隊を軍隊として位置付けることです」とのこと。およそ、この筋書きはら外れることはあまり無いであろう。軍隊だと!?論外。はっきりいって。

民主党。何やら、国民に理解を得ようと、ぐちゃぐちゃと書き連ねているが、結局は、九条をうまく改悪したいということなのであろう。そもそも、彼らの言わんとしていることは、的がずれている。平和主義って一体なんなのだ。制約された自衛権って何なのだ。武力の行使について最大限抑制的であるって、一体全体なんなんだ!?教えてくれ。そんなもの、人それぞれ、決めようとして決められるものではない。はっきりわかっていることは、ただ一つ。

憲法の中に、「交戦権」を認めるか否か

ただ、それ一点にかかるだけなのに、何をごちゃごちゃ言っている。本質がみえていないから、そうなるのだろう。交戦権とは何か。簡単に言えば、戦争で人を殺しても犯罪にならない権利である。つまり、交戦権、これを認めた瞬間に、軍隊になるのである。いくら、「私たちは平和主義ですから」っていっても、交戦権を持っていれば、それは立派な軍隊。ひとたび戦争がおきれば、人殺しオッケーなのである。最大限抑制して、このマシンガンで、100人じゃなくて、10人殺しました、俺って平和主義っ、えへっ、て言わせるつもりか?惑わされてはいけない。

「国の交戦権は,これを認めない。」の一文が変わらずにそのまま民主党の案の中に入るならば、結構いいかんじなのかな。でも、この文って9条そのものと言っていいものなんだよね。それをああだこうだと色々くっつけようとしているってことは、彼らとしても、この一文を取り外したいんじゃないかなぁ。

公明党。九条に関してまるで関心無し。ま、そもそも与党だしね。当然これも、論外。


となって、結局頼みの綱は、共産党と社民党ということになる。

「共産」という言葉のイメージ、これがあまり良く思っている人があまり多くないんだろうというのが、一番残念なところだ。ここぞというところで、やっぱり票が伸びないのは、その辺に起因しているんだろうと思う。僕も「共産」という言葉はあまりいい感じがしない。でも、共産党は、まず第一に、「九条を守れ」をうたっている。昔も今も全くブレた様子をみせていない。一本ピーンと通った筋を見ることができる。ここに信頼を寄せたくなるのは、僕だけだろうか。どうにか、共産党に頑張ってもらいたい。


もちろん、これは、私の、憲法九条改悪反対の立場としての意見だ。改正賛成と思っている人には、ちがう観点で各党を見ているだろう。実際、現実と理想は違うんだと多くの人は思っていて、九条改正賛成なんだろうなって、そんな雰囲気は感じる。

でも、少しだけ考えてもらいたい。僕らは、いとも簡単に政治家にだまされてしまうが、世界はだまされないだろう。「交戦権」を認めた日本に対して、「平和主義国」と見てくれる外国は一つもないだろう。僕は平和主義を理想として掲げている日本を誇りに思うし、そうあり続けてほしいと思う。

世の中に、人を殺していい権利なんて、あってはならない。



posted by にょろまる at 10:58 | ボストン ☀ | Comment(7) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月15日

いかめし

今日は凄いぞ、10万位だ!

(涙)

今日は、サンダーバードのお話。
といっても、2号の胴体部分が外れると、まるで「いかめし」みたいだなぁ。。。とかいう、そっちのサンダーバードじゃなくて、メールソフトの方。

#たった、これだけのために、題名を「いかめし」にしてみた(どあほう)

Thunderbird、いかにも、いいソフトのように巷でいわれているので、ちっとインストールしてみた。GmailとIMAPに対応しているので、設定も楽ちんだった。

まぁ、これは、助教授の勧めでもあったので、
たしかに、IMAPの機能は問題なくちゃんと動いてくれて◎

複数アドレスにも簡単に対応できるので、これも、フリーのメアドを片っ端から登録してみた。この辺から少し怪しくなってくる。

Thunderbirdは、プラグインで成長するソフトのようだから、その辺をグリグリやらないと、醍醐味を得られないのであろう。したがって、デフォルトのままでどこまで使えるか安直に考えていた私などには、批判する権利はないのかもしれない。

がしかし、使えないソフトだ。(デフォルトだから??)

フィルタを作るのが超面倒。せめて右クリックで作成させろよ。
メッセージ削除するのに、Ctrl-dが使えないなんて、話にもならない。
データのインポートしてみた。ある一定数以上のフォルダの移動を受け付けてくんない。
バグも何個か発見した。

プラグインやセキュリティとか頑張ってくれるのはいいけどさ、普通のメールソフトで培われていたユーザビリティは確保してくれよ。

ということで、結局、使い方はWebメールとさしてかわない感じになった。ただ、ベタで受信フォルダにドカドカ入ってくるのを見るだけ。フィルタは作らない。面倒だから。むかむか。Webメールよりも良い点といえば、複数のアカウントの状態が一望できることくらいか。

近頃は、「フィルタ使ってフォルダに振り分け〜」なんてしないのかな。「タグを貼って後で検索すれば良いじゃん」ってことなのかな。Gmailがそうだしね。そうそう、タグブラウザの利点もようやくわかってきた模様(タグ違いだけど)。僕って、時代遅れなのかなぁ(汗)

長いことEudora使ってきたから、他のソフトに抵抗あるだけなのかな。Livedoor潰れてから、一向にEudoraはバージョンアップしなくなったし、今度オープンにするって話だし、どーなるんでしょう。Eudoraもバグとかまだあるので、何とかして欲しいが期待薄。でも、個人的には、こいつのフィルタ機能がないと生きていけない。これがないと、毎日百通以上のメール(ほとんどスパム。怒)を、何処の誰から来たか瞬時に把握するなんて到底無理。

ちなみに、EudoraのIMAPは、すこぶるいけてない。駄目。激怒。
Beckey!も、IMAPは微妙らしいしなぁ。ちとThunderbirdに期待しすぎたか。

というわけで、結局、一番使っているメアドに関しては、Thunderbirdには移行できずに、Eudoraのまま。フリーメールは、大体Thunderbirdに登録してやった。しばらく、この二つを使うか。。。憂鬱。統合したかったのに。ぐずん。

愚痴りました。




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2007年07月06日

Independence Day

昨日は、アメリカ独立記念日(7月4日)。
一昨日夜から、チャールズリバー沿いは、にぎやかだった模様。

しかし、記念日だというのに、夕方から雨がぱらぱらと。
なんとか、みんなの気合で大雨にはならなかったか、という感じかなぁ。

そんな感じだったので、一緒に出かけようと言っていた友人も、他のメンバーが、行くとか行かないとか、雨だからイヤだとか、近くで花火みたいとか、人ごみはイヤとか、家で見るとか、そんな賛否両論の中で、僕との電話でも混乱気味。当然、僕の英語力のなさもあって、奴が何を言っているのか、これまでになく分からない始末。

そして結局、最後に分かったのは、奴とその一連のメンバーは、部屋待機で、自分のアパートで、屋根付きのところから、花火を見るということ。

話の流れが見えなかった僕は、奴が会場の屋根付きのところにいるのかと思って、少し心が躍ってしまったという失態もあったわけで。もー。

奴のアパートは、花火の会場からは、ずーーと離れているわけでして、そんなぁ、それじゃぁ、つまらんよ、ということで、同じアパートに住む日本人の友人たちと、いそいそと会場まで行きました。

ちょうど、20時半くらいになると、式が始まったらしく、突然、戦闘機が4機、頭上をびゅーーーーんと。おおおぉーアメリカだぁっ(単純)

そして、屋台で、飯をがっついた後は、Boston Popsの演奏をしばし聴きました。食後で、ちょっと眠かったけど、立ち見なので、どうにもできませんでしたが。。。だって、こんなに後から見ていたわけでして。

177561401349.jpg

これでも、雨のせいか、例年より随分人が少ないとの事。

そして、本日のメインイベント、花火があがり始めました!

177561418501.jpg

こんな感じ。携帯で撮った写真ってこともあるけど、ま、花火なんて、写真に撮ったところで、キレイには写らないわな。

実は、どうせ大した花火じゃないだろうって、たかをくくってたわけですよ。アメリカの花火なんて、ただたくさん打ち上げて喜んでいるだけで、技術もへったくれもないと、思っていたわけですよ。

ところがどうでしょう。とんでもなく、すごかったです。美しい花火もたくさんありました。でっかい花火もたくさんありました。鼓膜が痛くなるほど大きな響きのある花火は、今までに経験したことがありません。

見ている観客もいいよね。いい花火が上がると、ヒューヒュー言ったり、拍手したり、ちゃんとこういう感情を素直に表現できる国民性っていーなーと思ったりしました。おそらく、それだけでも、鑑賞が倍楽しいってものです。

感動しました。
たぶん、今まででみた花火の中で一番よかった。(やられた)

帰りは、家の近くのバーで、野郎だけで飲んで、とりとめもなく、あまり上品ではない話を展開して、盛り上がっておりました。結構、酔ったぞ。


追記です;

友達の友達(つまり知らない人)が、非常にきれいな花火の写真を撮ってくれたので、それを載せておきます。まるで絵みたいだ。
723493796_5bc665c78f_b.jpg

posted by にょろまる at 12:35 | ボストン 🌁 | Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月03日

GRE 再び

しかし、なんだなぁ、記事書こうと思ってマイ・ブログに入ると、頼んでもいないのに自分のブログのランキングが見えちゃうのって、どうかなぁ。

ランキングなんて全く気にしていないのに、無くていいのに、でも「下降中」の矢印なんかが表示されると、微妙にへこむ。しかも、最近全く更新していないので、下降の一途を辿り、5万位から8万位にまで落ちた。もうこれ以上落ちるところは無い順位なのではないだろうか。8万位。

それでも、今書こうとすると、8万何位になったのか知らないが、「上昇中」の矢印になっていたりして、はい、そうですか、ありがとねって苦笑です。

さて、くだらない前置きはそのくらいにして。

先月、トルコに行く直前にGREを再び受けてしまいました。

V : 270
Q : 800
AWA : 5.0

という結果。Verbal は、全く上がらず。前回250点くらいだったかと思ったけど、勘違いで、結局前回同様270点。一応、2週間ほど、wlimitsで練習したけれど、見る影も無し。1年もアメリカにいながら、ボキャブラリーの増強を全く怠っていたという事実を露呈。

一方、Quantative は、満点。理系の体面を保つ。やったことは、追い込み1週間くらいで、Mathアカデミーの教材全部解いたのと、後はひたすらパワープレップ Test2 をやったこと。なぜTest2を血眼になってやったかというと、Test1ではあっさり800が出たのに、Test2では800がなかなかでなかったから。しかし、本番では、確実に2,3問適当に答えたところがあったはずなのに、どうして満点!? パワープレップより採点は甘い?まぁ、いいや、ラッキー。

おそるべしは、ライティング。すげぇ。5.0かよっ。belowは71%とある。ふむ、ネイティブなやつも含めて、ライティングで上位3割以内にいると思うと、気分は悪くない。ここでもジャック先生で訓練しました。久々にジャックの授業を受けたけども、授業料が信じられないほど跳ね上がっていた($75 -> $200 /month)。けれど、2週間 $100に短縮してもらって、それにもかかわらず驚くほど素直に結果が出た。ジャックマジックは留まるところをしりません。



posted by にょろまる at 08:22 | ボストン ☀ | Comment(8) | TrackBack(0) | GRE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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