Wake-On-LAN
Windows からMacminiをリモートでスリープ解除を行う方法を試しました。普通にスイッチングハブでLANを構成していれば問題なかったと思うのですが、ルータを使っているので少し厄介なことになりました。個人的には、ルーターのLAN部分はスイッチングハブに近い構造だろうと思って楽観していたのですが、甘かったです。やはりルータなのでARPの設定を余儀なくされました。
ところが、Linksys WRT54GS ver.6 ではろくにWOLの設定がないうえ、ARPなどの設定する画面すらも見当たらない。はて、どうしたものかと思っていたら、とんでもないものを見つけました。
なんと、LinksysのファームウェアをLinuxで書いてる人達がいるんです!驚き!
ファームウェアのサードパーティなんて、前代未聞です。ええ、私にとっては。というわけで、忘れないうちに覚書を残しておきます。自分のためのものなので、興味の無い方は読み飛ばしてください。
以下、環境
Mac
CPU : Macmini Core Solo 1.5GHz
OS : OSX 10.4.8
IP : IP_macmini
MAC : MAC_macmini
Win
CPU : Thinkpad x60s Core Duo 1.66GHz
OS : Windows XP Pro SP2
IP : IP_x60s
MAC : MAC_x60s
Router
Router : Linksys WRT54GS ver.6
Firmware : DD-WRT v23 SP2 (08/03/06) micro (not Linksys original)
LAN IP : IP_linksys
LAN MAC : MAC_linksys
手順は、以下の通り
1) 自分のルータが、DD-WRTに対応しているかの確認
2) ルータに DD-WRTを焼く
3) DD-WRT によるWOLを確認
4) ARPの設定
5) Magic Packet を発行できるソフトの導入
6) MAC cloneの設定
7) Port Fowardの設定
1) 自分のルータが、DD-WRTに対応しているかの確認
これを怠ると、焼いた瞬間にルータがおじゃんになります。当然リスクは自分持ちです。誰も責任は持ちません。下記URL参照。
http://www.dd-wrt.com/wiki/index.php/Index:Hardware
2) ルータに DD-WRTを焼く
手順として3段階あります。下記URL参照
http://www.bitsum.com/openwiking/owbase/ow.asp?WRT54G5%5FCFE
@専用ダウンロードマネージャのようなモノを焼く
AVxWorks killer という失敗したら後戻りできそうな、恐ろしそうなモノを焼く
BDD-WRT ファームウェアを焼く
ガイドでは、@の後、すぐ、192.168.1.1にアクセスすれば、ファームウェアをアップできる画面が出るとありましたが、私の場合、IEを使っても、FireFoxを使っても、一向に画面が出ず、真っ白けなので、ジャンクになるのを覚悟で、ルータの電源をOFF/ONしてしまいました。ふたたびIEで192.168.1.1にアクセスしたら、また真っ白けだったので、「しまった、やってもうた!」と思いましたが、FireFoxでアクセスしたら、無事画面が出ました。よかったー。
Aは、そのまま、画面にしたがって、vxworks_killer_gs_v08 を焼く
Bでは、TFTPクライアントが必要。使い慣れたものでいいのではないでしょうか。
3) DD-WRT によるWOLを確認
DD-WRT導入後、192.168.1.1にアクセスすると、Linksysの設定画面と構成が似ているが、たくさんの設定項目が見受けられます。Administration設定にWOL設定項目があるのがわかります。DHCPでIPを割り当てられている全てのPCがリストされています。WOLする機種だけに、Enableをチェック。ここでは、Mac miniだけをチェック。ローカルで固定のIPを設定している人は、この作業は無視。次に、
MAC_macmini | hostname | IP_macmini
を入力して、ADD host ボタンを押す。すると、勝手に Broadcast IPに変更されてリストされる。
Wake up のボタンを押して、Macminiが起動すれば、OK。
4) ARPの設定
下記URL参照
http://www.dd-wrt.com/wiki/index.php/WOL
3) までの設定だと、ルータから直接WOLをかけることしかできない。Windows上からMacminiをWOLするためには、ARPの設定が必要みたいだ。Administration設定にCommand設定項目があります。
ip neigh change IP_macmini lladdr ff:ff:ff:ff:ff:ff nud permanent dev br0
ip neigh add IP_macmini lladdr ff:ff:ff:ff:ff:ff nud permanent dev br0
5) で、うまくいったら、上記の設定をルータ起動時に適用するための保存をすると良いと思います。Save Startup ボタンをクリック
5) Magic Packet を発行できるソフトの導入
Magic Packet を発行できるソフトなら何でもいいと思います。私は、Remote Powerというやつを使いました。
http://softwarefactory.jp/japan/products/remotepower/index.html
6) MAC cloneの設定
これは、普通の人はしなくていいと思います。私の場合、諸々の事情により、PCのMACアドレスを見せるようにしなければネットに繋がりません。Setup設定から、Mac Address Clone項目で設定。
以上。
これで、Windowsから、Macminiを起動できるようになりました。だから何?って?(苦笑)
追記:
7) Port Fowardの設定
これも下記URLに載っています。
http://www.dd-wrt.com/wiki/index.php/WOL
2006年10月25日
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